2020年7月15日水曜日

海上自衛隊 水泳

海上自衛隊にとって水泳は最も大事な課目。海上自衛官にとって水泳訓練は必修課目で、教育隊には幅19mの50m屋内温水プールがあり年を通じて訓練をします。

海上自衛官には逃げることのできない宿命ともなっていますが、入隊したなかには水泳が苦手な人やまったく泳げない人もいます。

教育隊期間中はタイム測定があり、教育修了の頃までにはほぼ全員が一定水準まで泳げるようになります。

測定は自由形平泳ぎの2種類1セットを、50mで2本泳ぎます。年齢や性別により分けられた基準タイムは1から7級。

29歳までは7級まであり、1級は自由形32秒未満と平泳ぎ40秒未満、7級は自由形56秒未満と平泳ぎ60秒未満が基準。30歳以上は6級までとなっています。







7級以下の測定になると教育隊では級外と呼ばれ、不名誉な赤帽という烙印が押されます。

赤帽となると文字通り赤い水泳帽を被って、ほかとは異なる特別なプログラムを用意。本人が教育期間中に基準タイムを上回るまで特訓がはじまります。

教官が優しく、時には熱く厳しく親身に始動してくれるので、泳ぎに自信のない人でもタイムはぐんぐんとアップ。夢でうなされるほどの、安心の指導クオリティーです。

なので、ほとんどの人はタイムをクリア。教育隊を卒業してから部隊へと送り込まれます。
もっとも鬼の如く泳ぐのは教育隊までで、部隊配属の後はそれほどは泳ぎません。

その点は安心できますね。




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