2020年8月18日火曜日

海上自衛隊の哨戒艦は、日本近海を航行する外国艦艇の監視任務を担当

 海上自衛隊哨戒艦は、海上保安庁の巡視船と似てはいますが違うもの。日本においては沿岸や港湾の警備、および救難活動は海上保安庁が担当しています。そのほかの日本領海と排他的経済水域を航行している、外国海軍艦艇の監視業務は海上自衛隊が担当。

旧日本海軍は旧い駆逐艦などを改造し、哨戒艇と呼称される艦艇利用をしていました。2019年度から適用の防衛大綱と中期防により、新設の「哨戒艦部隊」が海上自衛隊に生まれます。これは海上自衛隊にとり、始めての「哨戒艦」の運用。

同時に、「新型哨戒艦」を導入する方針も判明しています。これによると2029年度までに、哨戒艦は12隻の導入が決まっています。





現在は上空からP-1、P-3Cの両哨戒機。乙型護衛艦分類のあぶくま型はやぶさ型ミサイル艇が、日本近海を航行している外国海軍艦艇の監視任務を担当。

しかし昨今では、中国やロシア両海軍の活動が活発化。「あぶくま型護衛艦」や「はやぶさ型ミサイル艇」だけでは、見張りの手が足りません。機雷処理をする「掃海艇」をはじめ、護衛艦などの訓練が主任務の「訓練支援艦」なども投下されています。

また、あぶくま型はフリゲート新型護衛艦の「30FFM」で更新されますが、ソマリア・アデン湾の海賊対処の海外派遣も予定されています。一方、はやぶさ型は将来において廃止が決定。

こういったことから、新型の哨戒艦導入が決まりました。

そろい踏みをみたいですね。





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